光学顕微鏡画像ディジタル保存


T.はじめに

  1. 顕微鏡準備

  1. 試料のセット
  2.  試料を観察点に置きます。

  3. COOLPIX950の確認
  4.  コンパクトフラッシュカードが正しくセットされていることを確認します。

  5. 電源

 光学顕微鏡の光源スイッチおよびモニタの電源をONにします。

 

U.COOLPIX本体の設定

  1. ボタンとダイヤル

    1. セレクトダイヤルの設定
    2.  シャッタボタンの周辺にあるセレクトダイヤルをM REC(下図)にします。

    3. フォーカスモードの変更
    4.  フォーカスモードボタン(下図)を押し続けて、液晶モニタに遠景モードマーク(下図)を表示させてください。カメラ側のAF(オートフォーカス)機能とストロボの発光は自動的に停止されます(下図)。

           

    5. 露出モード設定
    6.  液晶モニタ下中央のモードボタン(下図左)を押しながら、コマンドダイヤル(下図中央)を回して液晶モニタ露出モード表示をA(絞り優先モード)にしてください(下図右)。次にモードボタンから指を離してすぐ(間をおかずに)コマンドダイヤルを回し、液晶モニタのF値を最小値(ズームの位置によりF2.6からF3.9の間で変わりますが、通常はF3.9を使用してください)にしてください(事項2図)。

      標本の輝度が露出制御範囲を超えている状態でレリーズを半押しすると、液晶モニタにセットした絞り値が点滅表示されます。点滅表示する場合は顕微鏡側の証明の明るさをNDフィルタ等で落としてください。

                

    7. 画像取り込みモードの設定

 液晶モニタ下左のQUALボタン(下図左)を押しながらコマンドダイヤル(下図右)を回して液晶モニタ右下の表示を変えます。ここで画像の大きさおよび画質モードを設定します。通常はXGAモードのNORMALを選択してください。画像の大きさおよび画質モードと記録枚数の関係は下図を参照してください。表はメモリカード8Mでの場合で、jpeg形式で保存されます。

  

 

フルサイズ画像

(1600×1200ピクセル)

XGAモード

(1024×768ピクセル)

VGAモード

(640×480ピクセル)

FINE

(1/4に圧縮)

8

19

50

NORMAL

(1/8に圧縮)

16

39

100

BASIC

(1/16に圧縮)

32

78

200

HI

1

  1. ズーム位置の設定
  2.  ズームボタン(右図)は、中間の位置よりもT(テレ)側で撮影してください(下図)。W(ワイド=広角)側で撮影されますと、顕微鏡等の光学機器によっては視野の周辺にケラレ等の現象が発生することがあります。

     

  3. 各種メニュー画面の設定

 液晶モニタ上のMENUボタン(右図)を押し、MENU画面上で以下の操作を行なってください。決定はレリーズを用います。

    1. プリセットホワイトバランスの設定
    2.  MENU画面からズームボタンで「ホワイトバランス」を選択し(下図左)、レリーズボタンを押します。ホワイトバラスのフォルダ画面に切り替わりましたら、さらにズームボタンで「プリセットlを選択します(下図中央)。顕微鏡側をデイライトカラー写真撮影条件に合わせます。さらに、標本のない部分または基準になる白部分をプリセットホワイト設定画面のホワイトバランス測定窓に映し、レリーズを押してホワイトバランスを設定します(下図右)。(マクロ撮影では太陽光)

          

    3. カラー選択
    4.  モノクロ撮影モードを設定します。MENU画面からズームボタンで「モノクロ」を選択し(下図)ONを選択します。カラー撮影を行うときはこの設定をOFFにします。

    5. 測光方式の設定
    6.  MENU画面からズームボタンで「測光方式」を選択し(下図左)、レリーズボタンを押します。測光方式のフォルダ画面に切り替わりましたら、一般にはズームボタンで「マルチ」を選択し(下図中央)、レリーズボタンを押して決定します。標本が一様でない場合は、必要に応じて「スポット」等を選択してください。スポット測光を選択する(下図右)と液晶モニタ上に目安となる測光エリアが表示されます。

          

    7. 階調補正の設定
    8.  (生物罪微鏡等の透過照明の場合)MENU画面からズームボタンで「階調補正」を選択し(左囲)、レリーズボタンを押します。階調補正のフォルダ画面に切り替わりましたら、生物済微鏡等の透過照明の場合はズームボタンで「コントラスト強」を選択し(右図)、レリーズボタンを押して決定してください。

        

    9. 速写(単写)の設定
    10.  MENU画面からズームボタンで「連写」を選択し(左図)、レリーズボタンを押します。連写のフォルダ画面に切り替わりましたら、一般にはズームボタンで「単写」を選択してレリーズボタンを押して決定してください(右図)。

        

    11. モノクロモード・感度変更モードについて

 微分干渉顕微鏡像・位相差顕微鏡像の撮影等ではモノクロモードで撮影されますと解像度が増します。詳しくはCOOLPIX950本体の取扱い説明書のP.54をご覧ください。

また、比較的暗い標本を撮影される場合は感度変更モードによって、標準(ISO80)よりも高く設定されることお勧めいたします。詳しくはCOOLPIX950本体の取扱い説明書のP.45をご覧ください。

  1. 撮影
  2.  COOLPIX950の液晶モニタおよび外付けモニタでピントを合わせレリーズボタンにて撮影を行います。最後に、スケールも同倍率で撮影します。

  3. ファイル操作

 

V.注意事項倍率について

  1. マウントについて
  2.  COOLPIX950と光学顕微鏡はマウントを介して接続されています。したがってこのマウントが壊れると撮影ができません。COOLPIX950は宙に浮いた状態で光学顕微鏡に設置されているためマウントは壊れやすい状態にあると言えますので取扱にはくれぐれも注意してください。特にCOOLPIX950に上から大きな力を加えることは絶対にしないでください。必ずと言っていいほどマウントを破損します。

  3. 倍率について

 COOLPIXミクロシステムはカメラ本体にニッコールズームレンズを搭載しており、厳密な倍率設定は難しいため、下記を目安としてください。倍率は使用する光学系により異なりますので、厳密な倍率が必要な場合は、使用条件にあわせてスケール等でご確認ください。

 ●NP100プリント面上の倍率:対物レンズの倍率×約15

 ●液晶モニタ上の倍率:対物レンズの倍率×約5.4