小径穴内面仕上げ用ホーニング盤

(株)日進製作所製 MH-100-K-S

  • 左図の写真は本研究に使用している小径穴内面仕上げ用ホーニング加工機((株)日進製作所製 MH-100-K-S )である.またその仕様を下のTableに示す.ホーニングとは,拡張機構を備えた主軸先端に往復回転運動を与え,砥石を加工面に押し当てることにより円筒内面を仕上げる加工法であり,面粗さだけではなく真円度および真直度も改善され,高い形状精度が得られる.ホーニング加工を行った際には,下図に示すようなクロスハッチと呼ばれる網目状加工痕が形成される.本研究では,まずホーニングで形状精度を高めておき,連続して同一加工機上で電解加工を施し,クロスハッチの凸部とかえりの選択的除去を試みている.電解の電源装置には電圧波形制御装置(エヌエフ回路設計ブロック社製 マルチファンクション 1946)に高速広帯域電力増幅器(エヌエフ回路ブロック社製 4055)を組み合わせて用いた.陰極側は電極アダプタに炭素棒をすべり接触させることにより,陽極側は治具に直接給電している.電極部と主軸は絶縁性樹脂を介して連結され,加工機側に電流が流入するのを防いでいる.給電コードには電流プローブを接続し,電解電流波形をオシロスコープで観察することにより給電状態を把握している.    

  • Table  Specifications of honing machine