QスイッチYAGレーザ(Q-switched YAG Laser)
Control Laser社製,“Model620QT”


 

  • 左図の写真は本研究にて使用しているレーザ発振器(Control Laser社製、”Model620QT”)である.このレーザは,固体レーザの一種であるNd:YAGレーザである.その仕様を表に示す.YAGレーザのYAGとは,発振器の母体を形成する材料のYttrium Aluminum Garnet の頭文字をとったものであり,このYAGのロッドの中にレーザ発振のために3価のNdイオンが添加されている.本発振器ではポンピングにはクリンプトンアークランプを用い励起し,準安定状態から下位にある準位の間で反転分布状態が生じ,波長1064nmの光の誘導放出が起きる.こうして放出された光は2枚の反射鏡の間で光を共振させ,誘導放出を増大するようになっている.そして,前面の反射鏡は一部透過性をもつことから,光を外部に取り出せる.また,レーザ光は発振器内にあるアパーチャ(Φ1.3mm)を使用して,ビームモードをガウスモードに設定している.発振されたレーザ光はエキスパンダーによって約4倍に広げられている.連続波以外にA/O素子を用いてQ-switch発振させることにより,尖頭値の高いパルスを得ることできる.本研究ではこの発振器を用いてビーム形や発振波形を変えることにより現在プラスチックのレーザフォーミングの研究を行っております.
  • 下図はその一例を示す. 
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    Table  Specifications of YAG laser